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三岐鉄道北勢線 5.ねじり橋と3連アーチ橋

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2015.09.13 線路端 三重 三岐鉄道北勢線 麻生田-楚原 762mm


△ 明智川にかかるコンクリート3連アーチ橋「めがね橋」を行く阿下喜行電車、クモハ277+サハ201+サハ101+クハ202 [2015.08, 麻生田-楚原, 三重県いなべ市]

編成のうち後ろ(写真右側)の3両(サハ201+サハ101+クハ202)は、三重交通が新造した3両編成の連接車です。長さ19.8mのコンクリートブロック製3連アーチ橋である明智川拱橋を渡る電車の、連接台車の様子がよく見えます。

三岐鉄道北勢線 5. ねじり橋と3連アーチ橋

北勢線の麻生田-楚原間にある六把野井水拱橋(ろっぱのいすいきょうきょう、ねじり橋)と明智川拱橋(あけちがわきょうきょう、めがね橋)は、大正5年に竣工したコンクリートブロック製のアーチ橋で、平成21年度に土木学会選奨土木遺産に認定されました。土木学会選奨土木遺産は、土木遺産の技術水準の高さや、歴史的・文化的地域遺産としての重要性を評価して決められ、まちづくりへの活用を図る目的もあるとのことです。


△ 六把野井水拱橋「ねじり橋」を渡る電車 [2015.08, 麻生田-楚原, 三重県いなべ市]

六把野井水拱橋の長さは9.1mです。鉄道と用水路が斜めに交差するため、アーチ橋下部のブロックをひねって積んでいます。このような構造は「ねじりまんぽ」と呼ばれ、現存するコンクリートブロック積みアーチ橋では唯一となる貴重な橋です。
写真の右側に流れるのが六把野井水、その奥にあるのが六把野井水拱橋です。


△ 築堤を行く阿下喜行の電車 [2015.08, 楚原-麻生田, 三重県いなべ市]



△ 八幡神社前の急カーブを抜け、楚原に向かい築堤を上る西桑名行の電車  [2015.08, 麻生田-楚原, 三重県いなべ市]