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あすなろう鉄道 4.日永駅

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2015.08.13 線路端 三重 四日市あすなろう鉄道 日永駅 構内踏切


△ 日永駅で交換する四日市行(モ265)と西日野行(ク115)の列車 [2015.07, 日永駅, 三重県四日市市]

日永駅は、1912年(大正元年)に三重軌道が日永-四郷(のちの伊勢八王子)間を開通した時に、起点として開業しました。現在は四日市から1.8kmの位置にある途中駅で、この駅から内部線と八王子線が分岐するため、駅の構造が少し複雑です。

四日市あすなろう鉄道 4. 日永駅

日永駅は無人駅ですが、内部線・八王子線の分岐駅で列車の交換も行われるため、いろいろなシーンを見ることができます。


△ 日永駅の島式ホーム [2015.07, 日永駅, 三重県四日市市]

まずは日永駅のホームから紹介します。写真は、1面1線の単式と1面2線の島式ホームを持つ日永駅の、島式ホームの方です。このホームは、2番線(写真左側)を内部線の四日市行が、3番線(写真右側)を八王子線の西日野・四日市行が使用します。八王子線の線路が半径100mの曲線で内部線から離れていくため、島式のホームが末広がりの変則的な形になっています。この写真の反対側に、構内踏切をはさんで1番線の内部線内部行ホームがあります(次の写真)。


△ 日永駅の単式ホーム [2015.07, 日永駅, 三重県四日市市]

前の写真から左後ろを振り返って撮影した、構内踏切、1番線の内部線内部行のホームと駅改札口の様子です。


△ 懐かしい構内踏切 [2015.07, 日永駅, 三重県四日市市]

内部線の四日市行が到着した直後の様子で、このあと列車は八王子線西日野行の到着を待ちます。列車接近によって一旦構内踏切が閉じられますが、列車停止後は発車まで時間があるためいったん遮断機が上がり、その間に内部線から下車した乗客は改札口へ向かいます。


△ 内部線四日市行と八王子線西日野行 [2015.07, 日永駅, 三重県四日市市]

八王子線の西日野行が到着したところです。写真には写っていませんが西日野行から下車した乗客は、内部線四日市行の発車まで構内踏切で待つことになります。


△ 午前10時台の内部線・八王子線列車ダイヤ [2015.07 四日市あすなろう鉄道の時刻表から作成]

朝の通勤・通学対応の運転が一段落した午前10時台の内部線・八王子線列車ダイヤです。内部線を実線、八王子線を点線で示しています。四日市を基準に、内部方面、西日野方面それぞれが1時間に2往復づつ設定されています。四日市-日永間は内部線・八王子線の列車が共通で走りますので、1時間に4往復のダイヤになります。内部線の内部行と八王子線の四日市行、内部線の四日市行と八王子線の西日野行が日永駅で接続し、内部←→西日野方面の乗り換えに対応しています。


△ 日永駅の夕景 [2015.07, 日永駅, 三重県四日市市]

遅めの夕方に駅前の居酒屋に入り、冷えた部屋で生ビールを飲みながら陽が沈むのを待ちました。空が青味がかった頃に駅に戻り、遠くシルエットを映す鈴鹿の山々を眺めながら駅で数カットを撮影。長く暑かった1日のメニューを終えて、西日野からの電車で四日市に戻りました。
次回は三岐鉄道北勢線を紹介します。