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北斗星を撮りに

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2015.07.16 線路端 北海道 室蘭本線 北斗星 はまなす


△ 急行「はまなす」 [2015.06, 室蘭本線東室蘭駅, 北海道室蘭市]

時刻は4:15、東室蘭駅に停車中の急行「はまなす」札幌行は、全検上がりの14系客車1両を機関車の次位に挟んだ、いつもより長い編成です。夏至近くの北海道の夜明けは早く、手持ちでも楽に撮影ができるくらい明るかったです。「はまなす」の座席車で北海道に渡り東室蘭駅で下車して、反対方向の列車を待ちます。上り長万部行の始発列車で室蘭本線の景勝地「礼文華」方面に向かい、今春で定期運用を終えた寝台特急「北斗星」を撮影しました。

北斗星を撮りに

臨時列車になってしまった北斗星は、カシオペアと交代でほぼ2日に1本の運転です。 時刻表には上野発8月21日の列車までしか載っていないので、北海道で撮影するのはこれが最後の機会になるかもしれません。 これまで何度か経験した北斗星の撮影ですが、不思議と夏の北海道で撮った経験はありませんでした。運転本数が少ないと冒険しにくいため同じような写真になりがちですが、今更そんなことを心配しても始まらないのでとにかく撮影に行くことにしました。
この季節の噴火湾沿いは天気が良ければとても気持ちの良いところで、朝日を浴びて海岸沿いを蛇行しながら札幌を目指す列車を広大な景色とともに俯瞰できます。しかし、当日は海からの霧がひどく、遠望が効かないばかりか光量もとても少なく、撮影条件は必ずしも良くなかったです。そんな状況だったので列車を中心に撮影することに決め、予め調べておいた撮影地の中から比較的人が少なそうな場所を選び、大岸駅で下車しました。


△ 寝台特急「北斗星」(8007レ) [2015.06, 室蘭本線 大岸-豊浦, 北海道虻田郡豊浦町]

大岸駅近くの撮影地としては礼文寄りのトンネル周辺が有名ですが、ここはその反対側、大岸駅から豊浦方面に寄ったトンネルの入り口付近です。地理院の地形図を見ると、ちょうど大岸-豊浦間の旧線が分岐していたあたりだと分かります。


△ 寝台特急「北斗星」(8007レ) [2015.06, 室蘭本線 大岸-豊浦, 北海道虻田郡豊浦町]

大岸駅からの直線区間で全編成を入れて1枚、さらに外カーブから1枚と欲張りました。とにかく暗く、あまり絞れなかったことが残念でした。


△ 下り貨物列車 [2015.06, 室蘭本線 大岸-豊浦, 北海道虻田郡豊浦町]