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江差線に乗って

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2014.03.01 線路端 北海道 江差線 木古内 江差


△ 江差駅に停車中の函館行き列車 (キハ40839) (2014.01)

江差線に乗って

 江差線の木古内駅-江差駅間が、北海道新幹線の開通を待たずに今年の5月に廃止されることが決まりました。本州ー北海道連絡線の一部である木古内から五稜郭までの区間は以前からお世話になっていましたが、木古内から江差までの区間には乗ったことがなかったので、この機会に乗車することにしました。といっても、1日6往復のダイヤでこの区間を往復するとなれば、朝、青森を発ったとしても函館に着くのは夕方になってしまします。あわてても仕方ないので函館泊とし、翌日の北斗星撮影と組み合わせることにしました。


△ 江差駅に停車中の車両から木古内方面を望む (2014.01)

 この列車の江差駅での折り返し時間は12分です。終点らしいショットも撮りたかったので、いったん駅の外へ出て車止めの裏側へ急ぎました。予想に反して駅の設備は比較的新しく整備された様子でしたが、それでも降り出した小雨に煙る構内は、ローカル線の終着駅の風情を十分に感じることができました。

△ 線路が途切れた場所から車止め越しに (2014.01)

 江差といえば、古くから北前船の寄港地として栄え、史跡などが多くあります。しかし、江差駅は町の南の端にあるため、そのような史跡が多い町の中心や、幕末に榎本武揚が上陸した鴎島とは1~2km程度離れています。今回は駅で折り返しただけなので、そのような名跡は訪ねることが出来ませんでしたが、鉄道の廃止によって江差の歴史的な価値が変わる訳ではないので、また機会を作って来てみたいと思います。駅前には、「しげっち」という江差追分全国大会第50回を記念して公募、決定したキャラクターが座っていました。

△ 江差駅の外観と江差町のキャラクター「しげっち」 (2014.01)

 さて函館泊にしたため、帰り道は木古内駅で接続する特急に乗り換える必要が無くなったので、約1時間の長い停車時間を使って木古内駅構内で列車を撮ることができました。下の写真は木古内駅で停車中の本州方面行き貨物列車です。両側が単線区間のためこの駅での列車交換頻度は高いので、木古内駅といえばこのような景色を思い出す方も多いのではないでしょうか。

△ 木古内駅に停車中の、本州方面行き貨物列車 (2014.01)

 津軽海峡線用に製作されたED79が牽引する貨物列車も健在です。木古内駅はホームの幅はとても狭いので、なにかと気を遣います。このあと、普通列車で函館に向かいました。

△ ED79重連が牽引する五稜郭方面行きの貨物列車 (2014.01)
△ 江差線普通ワンマン列車(キハ40)側面のサボ (2014.01)