2021.01.11
線路端
福島
磐越東線
大滝根山
夏井川
発電所
ススキが目立つ緩い登り坂を神俣駅に向かって力行する気動車。小野新町駅1番線の郡山方に夜間滞泊していた編成です。
秋の磐越東線を夏井川に沿って
小野新町駅で始発列車を見送った後は、磐越東線沿いの国道を神俣駅から江田駅に移動しながら、山間農地や渓谷を行く列車を撮影しました。
小野新町駅1番線のいわき方に夜間滞泊していた、最後の編成も戻ってきました。
背後に神俣駅周辺の集落が見えています。
以前の磐越東線には、石灰石やセメント輸送の貨物列車が多く走っていました。
神俣駅にも住友セメント専用線があり、1980年ころまでは社扱貨物の取扱がありました。
時折雲が切れて、ススキの穂が輝きます。
大滝根山をバックに小野新町に向かう列車です。
列車が来ると曇ったりして、なかなか思うような光の具合になりません。
小野新町を超えて夏井駅近くまで来ました。
磐越東線はその途中で夏井川を渡ります。夏井駅近くの夏井川は、桜の名所として有名です。
背戸峨廊は夏井川渓谷の支流にある、花崗岩の奇岩と滝が連続する変化に富んだ景観で有名な場所です。
草野心平が命名したそうです。
夏井川第一発電所のすぐ横を、磐越東線が通ります。バナーの写真をご覧ください。
夏井川は阿武隈高地からいわき市に下る河川で、途中には小さな水力発電所が多く作られていています。
右側の野草は自生するホップの仲間で、カラハナソウといいます。